保高 徳蔵(読み)ヤスタカ トクゾウ

20世紀日本人名事典 「保高 徳蔵」の解説

保高 徳蔵
ヤスタカ トクゾウ

大正・昭和期の小説家



生年
明治22(1889)年12月7日

没年
昭和46(1971)年6月28日

出生地
大阪府大阪市南区宗右衛門町

学歴〔年〕
早稲田大学英文科卒

経歴
中学卒業後、父の仕事で朝鮮に渡る。明治43年上京し、早稲田大学に入学。卒業後は読売新聞記者、博文館編集者や家業の手伝いをする。大正10年「棄てられたお豊」を発表。昭和3年「泥濘」が第1回改造社懸賞小説に入選した。7年「文学クオタリイ」を、8年「文芸首都」を創刊して主宰し、「文芸首都」は45年まで続き、多くの新人作家を育てた。著書に「孤独結婚」「勝者敗者」「道」(未完)や「作家と文壇」「人間青野季吉」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「保高 徳蔵」の解説

保高 徳蔵 (やすたか とくぞう)

生年月日:1889年12月7日
大正時代;昭和時代の小説家
1971年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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