値・地・恥・智・池・治・痴・癡・知・稚・緻・置・致・遅・遲・馳(読み)ち

大辞林 第三版の解説

ち【値・地・恥・智・池・治・痴・癡・知・稚・緻・置・致・遅・遲・馳】

【地】 [音] チ ・ジ
とち。りくち。 「《チ》地球・地形・地質・地図・地層・地熱・地理・大地・天地・土地・陸地」 「《ジ》地獄・地震・地盤・地面・地雷」
区分されたとち。ある限られた場所。ところ。 「《チ》地域・地価・地租・地方・地目・耕地・失地・宅地・田地・農地・墓地・用地・領地・国有地・私有地」 「《ジ》地代じだいちだい)・地所・地頭」
身分。境遇。たちば。 「地位・地歩・窮地・死地・門地」
地球のこと。 「地核・地学・地軸・地磁気・地動説」
加工する前の素材。 「生地きじ
【池】 [音]
地面に水のたまった所。水を入れておく所。いけ。ほり。 「池亭・池頭・池畔・貯水池・用水池・金城湯池」
器物の水をたたえるところ。 「硯池けんち・墨池」
【治】 [音] チ ・ジ
秩序を保つ。おさめる。 「治安・治国・治山・治産・治水・治世・治績・治乱・自治・統治・徳治・法治・政治せいじ・治外法権」
病気をなおす。 「治癒・治療・根治こんじこんち)・療治りようじ
【知】 [音]
しる。しっている。しらせる。 「知覚・知悉ちしつ・覚知・感知・関知・察知・熟知・承知・通知・認知・報知・未知・予知」
しられている。 「知名・周知」
つきあう。つきあい。しりあい。 「知音ちいん・知己・知遇・知人・知友・旧知」
おさめる。支配する。 「知行ちぎよう・知事」
頭脳のはたらき。ちえ。かしこい。 「知恵ちえ・知者・知将・知性・知的・知能・知謀・知勇・知略・英知・奸知かんち・奇知・才知・頓知とんち・無知・知情意・全知全能」 〔「智」の書き換え字としても用いられる〕
【値】 [音]
あたい。ねうち。 「価値」
数。数の大きさ。 「数値・近似値・絶対値」
あう。あたる。ある事態に当面する。 「値遇」
【恥】 [音]
はずかしい。はじる。はじ。 「恥辱・羞恥しゆうち・無恥・廉恥」
陰部。 「恥骨・恥部・恥毛」
【致】 [音]
まねく。こさせる。つれてくる。 「引致・招致・誘致・拉致らちらつち)」
もたらす。いたす。いたらせる。 「致死・一致・合致・極致」
おくる。とどける。 「送致」
やめる。 「致仕」
おもむき。 「雅致・風致」
【 智 】 [音]
頭脳のはたらき。ちえ。かしこい。 「智慧ちえ・智者・智能・智囊ちのう・智謀・智勇・智略・智力・叡智えいち・奸智かんち・姦智かんち・奇智・機智・故智・才智・頓智とんち・明智」 〔「知」とも書き換えられる〕
【遅(遲)】 [音]
おくれる。 「遅延・遅刻・遅参・遅滞・遅配」
おそい。にぶい。 「遅緩・遅疑・遅日・遅遅・遅鈍」
【痴(癡)】 [音]
おろか。 「痴愚・痴人・痴態・痴呆ちほう・音痴・愚痴」
みだらな色情。 「痴漢・痴情・痴話・情痴」
異常なほど熱中する。 「書痴」
【稚】 [音]
おさない。子供っぽい。 「稚気・稚魚・稚子・稚拙・丁稚でつち・幼稚」
【置】 [音]
おく。すえる。 「置換・安置・位置・拘置・設置・倒置・配置・布置・留置」
すておく。放棄する。 「放置」
手をくだす。始末をつける。 「処置・措置」
【 馳 】 [音]
はしる。はしらせる。 「馳駆・馳走・奔馳」
【緻】 [音]
こまかい。くわしい。 「緻密・巧緻・細緻・精緻」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報