傘持・笠持(読み)かさもち

精選版 日本国語大辞典 「傘持・笠持」の意味・読み・例文・類語

かさ‐もち【傘持・笠持】

〘名〙
貴人行列などで、長柄の傘を持つ供人
御堂関白記‐長和元年(1012)閏一〇月二七日「笠持童 十人青色尻狩衣・同末濃袴・山吹色袙、蘇芳染重袴」
② 一般に、傘を持つ役目の者。
時間(1931)〈横光利一〉「頭を前の傘持ちにぶっつけたりし続ける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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