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儘・侭 まま

大辞林 第三版の解説

まま【儘・侭】

〔「まにま」の転。多く、連体修飾語を受けて、形式名詞的に用いられる〕
成り行きに従うこと。他のものに任せ従うこと。 「誘われる-、ついて来た」 「足の向く-に歩き回る」
思いどおりであること。 「 -にならない世の中」 「今夜一夜は身どもが-ぢや/狂言・地蔵舞 虎寛本
元のとおりで、変えてないこと。そっくりであること。 「見た-を話す」 「昔の-で少しも変わらない」
状態が続いていること。一つの動作・作用が終わり、それに続くはずの動作・作用が始まらないこと。 「受け取った-積んである」 「借りた-だ」 「立った-眠る」
成り行きにまかせて、結果に頓着しないこと。どうなってもよいこと。ままよ。 「ただ読めずと-/胆大小心録」
ある理由によってそのような事態になったこと。 「太刀が持てもらい度さの-でおりやる/狂言・二人大名 虎寛本
(普通「ママ」と書く)書物の校訂などで、原本どおりであること。 → ままに 〔「ままにならない」の場合、アクセントは [0]

まんま【儘・侭】

〔「まま(儘)」の撥音添加〕
まま。 「使った-で片付けようともしない」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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