児玉 邦夫(読み)コダマ クニオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「児玉 邦夫」の解説

児玉 邦夫
コダマ クニオ


職業
ピアニスト

肩書
国立音楽大学名誉教授,国際ピアノデュオ協会会長・理事長

グループ名
デュオ名=デュオ児玉(デュオコダマ)

生年月日
昭和3年 3月21日

出生地
宮崎県

学歴
国立音楽大学専攻科〔昭和33年〕修了

経歴
昭和37年〜40年ウィーン音楽大学でハンスグラーフ、ヨーゼフ・ディヒラー、パウル・バドゥラ=スコダらに師事。38年妻・幸子とデュオ児玉を結成、39年ウィーンでデビューし以後各地で演奏。帰国後は母校教鞭をとるかたわら、ピアノ・デュオの草分けとして演奏会や公開セミナーを開催する。平成元年5月世界初のピアノデュオ協会を設立、会長となる。2年7月には、ピアノ25台、ピアニスト50人の合奏による大演奏会「第3回ピアノ・デュオフェスティバル」を行なった。著書に「ファミリーピアノのすすめ」(共著)。

所属団体
日本演奏連盟,日本ピアノ教育連盟,国際ピアノデュオ協会

受賞
ブルガリア国キリル・メトディウス勲章二等〔昭和61年〕 オーストリア政府表彰〔昭和53年〕,ブルガリア作曲家同盟記念メダル〔昭和59年〕

没年月日
平成6年 9月25日 (1994年)

家族
妻=児玉 幸子(ピアニスト・国立音大教授)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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