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入る・這入る はいる

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大辞林 第三版の解説

はいる【入る・這入る】

( 動五[四] )
〔「這ひ入る」の転か〕
人・動物などがある建物・区画の中へ移動する。 ↔ 出る 「部屋に-・る」 「中にお-・り下さい」 「列車がホームに-・る」 「芝生に-・らないで下さい」
ある目的のためにその場に移動する。 「海に-・る」 「お風呂に-・る」
組織の一員となる。仲間に加わる。 「この春-・った社員」 「野球部に-・る」 「夫の籍に-・る」
ある環境・分野に進む。 「政界に-・る」
ある物が他の物の内部・内側に移り、そこに収まる。
内側に移動する。 「目にゴミが-・る」 「稲の穂は実が-・るほど垂れ下がる」
入れられたり、付けられたりして、そこにある。 「宝石の-・った箱」 「ネームの-・った便箋」
…の数量がちょうど収まる。容量が…である。 「二リットル-・る瓶」
中に含まれる。添加されている。 「アルコールの-・った飲み物」
機械や設備が設置される。 「ファックスがうちの課に-・った」 「近く都市ガスが-・る」
表から奥の方へ進む。 「通りから少し-・った所」
品物や金銭が自分の物となる。自分の手元に収まる。 「近く、まとまった金が-・る」 「御注文の品が-・りました」
情報・技術・文化などが伝わる。 「現地から第一報が-・る」 「水墨画は室町時代に中国から-・った」
あるものに他のものが割り込んだり加わったりする。 「番組の途中にコマーシャルが-・る」
あるグループ・範囲の中にある。 「鯨は哺乳類に-・る」 「合格圏内に-・る」 「失敗のうちに-・らない」
計算や思慮の対象となっている。 「乗り換え時間は計算に-・っていない」 「予定に-・っている」
機械などが運転状態になる。 ↔ 切れる 「スイッチが-・っている」
ある事柄やプロセスを始める。 「では本題に-・ります」 「経済問題から交渉に-・る」
ある時期になる。時間が経過して、ある状態になる。 「夏休みに-・る」 「夜に-・って雪になった」 「話が佳境に-・る」
割れ目などが生ずる。 「壁に亀裂が-・る」 「ひびの-・った茶碗」 「鬆が-・る」
〔「酒が入る」の意〕 酒を飲んで酔っていることを婉曲に言う。 「だいぶ-・っているようだ」
飲み物ができる。 「お茶が-・りました」
選挙で、票を獲得する。 「一万票も-・った」
(「目・耳・頭に入る」の形で)認識・理解する。 「標識が目に-・らなかった」 「…といううわさが耳に-・った」 「頭に-・らない」
(「熱・身・力が入る」の形で)熱心にする、集中して…するの意を表す。 「話に熱が-・る」 「腕に力が-・り過ぎている」 「勉強に身が-・らない」
(「実が入る」の形で)植物が結実する。 「まだ実が-・っていない」 〔文語では普通「いる(入)」が用いられる〕
[可能] はいれる
[慣用] 手が- ・火が- / 穴があったら入りたい ・年季が入っている

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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