入江陵介(読み)いりえ りょうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「入江陵介」の解説

入江陵介 いりえ-りょうすけ

1990- 平成時代の水泳選手。
平成2年1月24日生まれ。種目背泳ぎ。近畿大付属高1年時にインターハイの200mで優勝。平成19年日本選手権の200mで初優勝,同年世界競泳の200mでも優勝。20年ジャパンオープンの200mで1分54秒77の日本新記録をだす。同年北京五輪の200mで5位に入賞。21年世界選手権の100mで4位,200mは銀メダル(日本新記録1分52秒51),23年世界選手権でも100m銅メダル,200mで銀メダル。24年ロンドン五輪では100mで銅メダル,200mで銀メダル,4×100mメドレーリレー(入江陵介・北島康介松田丈志藤井拓郎)で銀メダルと3個のメダルを獲得。100m52秒24,200m1分52秒51の日本記録保持者(24年8月現在)。イトマンスイミングスクール所属。大阪府出身。近畿大在学。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「入江陵介」の解説

入江陵介

競泳選手。1990年1月24日、大阪府出身。身長178センチ、体重64キロ。2005年、背泳ぎ2種目で当時の中学記録を樹立。同年、高校総体の200メートル背泳ぎ優勝。06年、アジア大会の200メートル背泳ぎで優勝。07年、「世界競泳2007」にて200メートル背泳ぎで優勝。08年、男子200メートル背泳ぎで1分56秒53のアジア・日本新記録(当時)を打ち立てる。08年8月15日には、北京五輪にて200メートル背泳ぎで5位入賞。09年に、200メートル背泳ぎにて世界記録を樹立したが、着用していた水着規定に触れるとして公認されなかった。同年、「世界水泳選手権」200メートル背泳ぎで銀メダル、11年の同大会では、100メートル200メートル背泳ぎともに銀メダルを獲得。12年、ロンドン五輪の100メートル背泳ぎにて銅メダルを獲得。

(2012-07-31)

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