世界大百科事典(旧版)内の全インド労働組合会議の言及
【国民会議派】より
…農村においては地主階級をも基盤とするこの組織の指導部は,したがって,第1次大戦以降労働者や下層農民が独自の階級的要求を掲げて運動を展開し始めると,しばしばこれを抑止し,指導部と党員大衆の間に利害の対立も生じた。こうした階級的要求実現の闘争は,しだいにインド共産党(1925創立),全インド労働組合会議(AITUC,1920結成),全インド農民組合(AIKS,1936結成)によって担われていった。そして初め国民会議派に所属して活動していた社会主義者や共産主義者たちは,45‐47年にこれから離れ,それぞれ独自の政党へと結集していく。…
※「全インド労働組合会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」