共産の擁立、大幅絞り込み

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

共産の擁立、大幅絞り込み

これまでの衆院選で、原則すべての小選挙区に候補者擁立をめざしてきた共産党が、昨年9月、候補者を大幅に絞り込む方針を明らかにした。候補者擁立の新たな基準は、(1)07年参院選比例区の同党の得票率が8%以上の小選挙区(2)各都道府県に最低1人は擁立。最終的には300小選挙区のうち半数以下の140前後の擁立にとどまりそうだ。背景にあるのは党の財政事情。小選挙区では有効投票総数の10分の1を下回ると、供託金が没収されるためだ。前回は擁立した275選挙区のうち223に上り、没収額は計6億6900万円だった。共産党は、重点を置く比例区の候補者は前回の39人から大幅に増やす方針。ただ、同党が候補者を擁立しない選挙区では、共産票が1万〜2万票あるところもある。同党は「選挙で野党共闘はない」としているが、自民党は「民主に流れる可能性がある」と警戒を強めている。

(2008-01-03 朝日新聞 朝刊 特設D)

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