内山 憲尚(読み)ウチヤマ ケンショウ

20世紀日本人名事典 「内山 憲尚」の解説

内山 憲尚
ウチヤマ ケンショウ

大正・昭和期の幼児教育家 日本童話協会会長。



生年
明治32(1899)年1月3日

没年
昭和54(1979)年11月30日

出生地
大阪府

別名
号=憲堂

学歴〔年〕
東洋大学文学部卒,日本大学文学部卒

経歴
巌谷小波らの影響を受け、口演童話・児童文化・幼児教育などに活躍。大正11年蘆谷蘆村の日本童話協会に参加、翌年創刊された「家庭子ども新聞」編集長を務めた。戦後他界した蘆村の遺志を継いで日本童話協会を再建、「童話研究」を復刊し、昭和37年会長となる。この間、芝増上寺明徳学園主事となり仏教日曜学校運動を推進。6年子供人形座を結成、8年聖美幼稚園長、日本私立幼稚園連合会初代理事長となった。また駒沢大学、鶴見女子短期大学教授もつとめた。著書に「実演童話十二集」「幼児の言語教育と童話教育」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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