内視鏡検査(読み)ナイシキョウケンサ

とっさの日本語便利帳 「内視鏡検査」の解説

内視鏡検査

グラスファイバーでできたチューブや、チューブの先にCCDカメラを埋め込んで生体内に入れて、直接観察する方法。一般には食道、胃、十二指腸大腸などが対象となるが、それ以外にも、泌尿生殖器官、気管支(枝)などにも行われる。

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PET検査用語集 「内視鏡検査」の解説

内視鏡検査

内臓や体腔内部に機器を直接入れて観察する検査のことです。胃、大腸、気管支など、調べる部位によって様々なタイプの機器がありますが、それらを総称して 内視鏡と呼びます。

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世界大百科事典(旧版)内の内視鏡検査の言及

【胃癌】より

…X線検査はバリウムを含む造影剤を用いて胃のレントゲン写真を撮るもので,日本で開発された二重造影法は優れた検査法である(胃X線検査)。内視鏡検査は,ファイバースコープを用いて胃の内面を直接観察したり,カラー写真を撮ったりする方法である。胃粘膜の色のわずかな変化や,こまかな凹凸まで診断ができ,早期胃癌の診断には欠かすことができない。…

【内視鏡】より

… しかし胃のように複雑に屈曲した内臓の内部を見るためには,自由に曲がる内視鏡が必要となる。ドイツの内科医シンドラーRudolf Schindler(1888‐1968)は40枚以上のレンズを組み込んで30度まで曲げられる胃鏡gastroscopeを1932年に発明し,これによって胃の内視鏡検査は実用的なものとなった。しかし,この程度の曲りでは盲点も多く,使用には高度の技術を必要とした。…

※「内視鏡検査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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