再審と白鳥決定

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

再審と白鳥決定

再審は確定した有罪判決に重大な誤りがある場合に、裁判をやり直す手続き。刑事訴訟法は「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠が見つかった」などの理由があれば、再審を請求できるとしている。かつては「開かずの扉」とも言われたが、1975年に最高裁が「白鳥決定」で、「疑わしきは被告人の利益に」という原則を再審にも適用するとの判断を示し、流れが変わった。80年代には「財田川」「免田」「松山」「島田」の4事件で再審無罪が相次いだ。近年では足利事件や布川事件で再審無罪が確定している。

(2012-06-07 朝日新聞 夕刊 2社会)

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