冷暖自知・冷煖自知(読み)れいだんじち

精選版 日本国語大辞典 「冷暖自知・冷煖自知」の意味・読み・例文・類語

れいだん‐じち【冷暖自知・冷煖自知】

〘名〙 仏語。水のつめたさ暖かさは、自分で手を入れて初めて感知できること。悟りが他人から教えられるものではなく、自分で会得するものであることにたとえる。
※宝慶記(1253)「古今善知識曰、如魚飲水冷暖自知、此自知即覚也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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