出水[市](読み)いずみ

百科事典マイペディア 「出水[市]」の意味・わかりやすい解説

出水[市]【いずみ】

鹿児島県北西部の市。1954年市制。西は八代海に臨み,干拓地を含む出水平野が開け,東部は山地麓集落城下町であった出水港町の米ノ津に市街が発達,九州新幹線,肥薩おれんじ鉄道,国道3号線が通じる。米,ミカンを主産,電機・アルコール工場が立地,焼酎(しょうちゅう),クルマエビ,ノリ,果樹苗を特産畜産も行われる。ツル渡来地(特別天然記念物),縄文時代の出水貝塚,湯川内・白木川内温泉がある。1995年ツル博物館がオープンした。2006年3月,出水郡高尾野町,野田町を編入。329.98km2。5万5621人(2010)。

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