精選版 日本国語大辞典 「切継・切接」の意味・読み・例文・類語
きり‐つぎ【切継・切接】
〘名〙
③ 接木(つぎき)の一つ。台木を切り、その皮部と木部との境目形成層の部分を縦に切りこみを入れ、その間につぎ穂をさし込み、接穂の形成層と台木の形成層と密着させ、ひもや藁(わら)でしばって活着させるもの。果樹類などに用いられる。
※俳諧・大坂檀林桜千句(1678)四「笘ふく庵にあちなつき山〈均朋〉 なかれ来る木に剪継の竹か島〈西鶴〉」
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