切羽詰(読み)せっぱつまる

精選版 日本国語大辞典 「切羽詰」の意味・読み・例文・類語

せっぱ‐つま・る【切羽詰】

〘自ラ五(四)〙 物事がさし迫って、どうにもならなくなる。最後のどたん場になる。抜き差しならなくなる。まったく窮する。
狂歌・大団(1703)五「身代もがたがたするかつばもともせっはつまった断ぞかし」
人情本仮名文章娘節用(1831‐34)後「せっぱつまったそのときは、又外に思案もあらうから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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