別技 篤彦(読み)ベツキ アツヒコ

20世紀日本人名事典 「別技 篤彦」の解説

別技 篤彦
ベツキ アツヒコ

昭和期の人文地理学者 立教大学名誉教授。



生年
明治41(1908)年12月7日

没年
平成9(1997)年4月17日

出生地
北海道旭川市

出身地
東京

学歴〔年〕
京都帝国大学文学部史学科〔昭和7年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和36年〕

主な受賞名〔年〕
日本教育研究連合会議表彰〔昭和56年〕

経歴
昭和13年大阪商科大学予科教授、26年神戸商科大学教授を経て、29年立教大学教授。50年名誉教授。この間、昭和33年設立された国際教育情報センターで世界各国で使われている教科書の中の日本関係の記述の誤りを正していくという仕事に携わる。「戦争の教えかた―世界の教科書にみる」は大きな反響を呼んだ。他の著書に「人文地理学通論」「モンスーンアジアの風土と人間」「ヨーロッパ南と北」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android