別路・別道(読み)わかれみち

精選版 日本国語大辞典 「別路・別道」の意味・読み・例文・類語

わかれ‐みち【別路・別道】

〘名〙
本道から分れた道。また、道の分かれているところ。わかれじ。
浄瑠璃源平布引滝(1749)二「道は二筋分れ道、迷ふなはぐれなおひ分け道」
② どちらの方向に進むか決まる場面。物事の分かれるところ。わかれじ。
※歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)大切「廓(なか)へ行ったか千住かと恋と無常の別れ道」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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