制御・制禦・制馭(読み)せいぎょ

精選版 日本国語大辞典 「制御・制禦・制馭」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぎょ【制御・制禦・制馭】

〘名〙
相手行動気持などをおさえて自分の思うままに自由に扱うこと。支配し調節すること。統御
※百丈清規抄(1462)一「天子天下を制馭するを、瓦つくりの器をしだすに比するぞ」
史記抄(1477)一六「我が智で人を制御するぞ」 〔史記‐始皇本紀〕
機械化学反応電子回路原子核反応などが適当な状態で動作するように調節すること。コントロール
輸出貿易管理令(1949)別表ガラス繊維又は炭素繊維成型品の製造機械であって〈略〉回転を相関して制御することができるもの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android