則ち・即ち・乃ち(読み)すなわち

大辞林 第三版の解説

すなわち【則ち・即ち・乃ち】

( 接続 )
言い換えれば。とりもなおさず。 「国会は二院、-衆議院と参議院より成る」 「子の喜びは、-親の喜びである」
(多く「…ば」を受けて)そのときは。つまり。 「戦えば-勝つ」 「狂人の真似とて大路を走らば-狂人なり/徒然 85
( 名 )
そのとき。その途端。 「綱絶ゆる-に、八島の鼎の上にのけざまに落ち給へり/竹取」
その頃。当時。 「爰には-より、御夜中暁の事も知らでやと歎き侍りしかど/落窪 3
( 副 )
即座に。すぐに。 「御願も-成就して/平家 3
とりもなおさず。つまり。 「竜神は-千手の廿八部衆の其一なれば/平家 2」 〔本来、名詞で、
が原義。「即時」の意の「即」の訓として用いられたものが、他の意の場合の「即」や「乃」「則」などの訓としても用いられるようになり、そこから接続詞や副詞としての用法が成立した〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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