加世田鍛冶

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

加世田鍛冶

16世紀の薩摩の武将で島津家中興の祖、忠良(日新公)が下級武士に鍛冶の仕事を与えたのが始まりとされる。当時は角釘を作ったが、のちに刃物や農機具を手がけるようになった。現在作られているのは包丁と鎌。見た目は武骨だが、両刃で鋭い切れ味が特徴。1987年には「加世田鎌」「加世田包丁」が県の伝統的工芸品に指定された。粗づくりに始まり、冷や打ち、けずり、焼き入れ、ひずみなおしなど11に及ぶ工程はすべて手作業で、火は昔ながらの炭火を用いる。

(2014-03-24 朝日新聞 朝刊 鹿児島全県 1地方)

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