加藤木 重教(読み)カトウギ シゲノリ

20世紀日本人名事典 「加藤木 重教」の解説

加藤木 重教
カトウギ シゲノリ

明治〜昭和期の電気技術者



生年
安政4年(1857年)

没年
昭和15(1940)年

出生地
磐城国平(福島県)

学歴〔年〕
工部大学校卒

経歴
工部省に入り、明治16年から電信局電気試験所で電話機、電話交換法について研究、きんちゃく型電話機を発明。また欧米電話事情の調査や啓発活動に尽力した。電気工学者・志田林三郎の指導を受けて電灯事業、蓄電池製造などにも参画した。21年辞職して麻布の田中工場に入り、日本初の火災報知器を製作。また渡米して電話機、交換機製作に従事。帰国後深川電灯会社技師長となり、24年電気雑誌「電気之友」を創刊。29年電友社を創設した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「加藤木 重教」の解説

加藤木 重教 (かとうぎ しげのり)

生年月日:1857年4月9日
明治時代-昭和時代の電気技術者
1940年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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