助ける・扶ける・援ける・輔ける・左ける(読み)たすける

大辞林 第三版の解説

たすける【助ける・扶ける・援ける・輔ける・左ける】

( 動下一 ) [文] カ下二 たす・く
〔「助く」に手の意の接頭語「た」が付いて一語化したもの〕
力を添えて人や動物を、死の危険や苦痛・災難から逃れさせる。 「池に落ちた子供を-・ける」 「災害に遭った人々を-・けよう」
(「援ける」「左ける」などとも書く)他人を補佐して、事がうまく運ぶようにする。助力する。手伝う。 「主君を-・けてお家を再興する」 「新聞配達をして家計を-・ける」
ある作用を促進させる。悪いことにはいわない。 「大根おろしは消化を-・けるそうだ」
(神などが人間を)庇護ひごする。 「皇祖すめろきの御霊みたま-・けて…我が御代に顕はしてあれば/万葉集 4094
倒れそうになるのを支える。 「左右の戸も皆よろぼひ倒れにければ、をのこども-・けて/源氏 蓬生」 → 救う(補説欄)
[慣用] 芸は身を-
[表記] たすける(助・扶・輔
「助ける」は“危難から救う。救助する”の意。「人の命を助ける」「大根は消化を助ける」「芸は身を助ける」  「扶ける」は“力を貸す。助力する”の意。「助ける」とも書く。「杖に扶けられて歩く」「家計を扶ける」  「輔ける」は“補佐する”の意。「主君を輔ける」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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