労・病(読み)いたつき

精選版 日本国語大辞典 「労・病」の意味・読み・例文・類語

いたつき【労・病】

〘名〙 (動詞「いたつく(労)」の連用形名詞化。「いたづき」とも)
① 骨折り。苦労
大和(947‐957頃)一四七「そのいたつき限りなし」
病気
古今(905‐914)仮名序「咲く花に思ひつくみのあぢきなさ身にいたつきのいるも知らずて」
日葡辞書(1603‐04)「Itazzuqi(イタヅキ)マイラセ ソロ」

いたずき いたづき【労・病】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android