労瘵・癆瘵(読み)ろうさい

精選版 日本国語大辞典 「労瘵・癆瘵」の意味・読み・例文・類語

ろう‐さい ラウ‥【労瘵・癆瘵】

〘名〙
肺病労咳(ろうがい)労気。〔文明本節用集(室町中)〕
評判記野郎虫(1660)吉川六彌「とかく此人脾胃がそんじて、らうさいのやまひあるやらん」 〔心法‐労瘵
一種神経病で、気鬱症や恋の病などの類。労気。
※羅葡日辞書(1595)「Rictus〈略〉Rǒsai(ラウサイ) ユエニ モノヲ イワズ クスンデ イル

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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