勝本 勘三郎（読み）カツモト カンザブロウ

20世紀日本人名事典

勝本 勘三郎
カツモト カンザブロウ

明治・大正期の刑法学者,弁護士 京都帝大教授。

生年

慶応1年12月12日(1866年)

没年

大正12(1923)年12月17日

出身地

三重県津市

学歴〔年〕

帝大法科大学(現・東大法学部)〔明治26年〕卒

学位〔年〕

法学博士〔明治37年〕

経歴

東京地方裁判所判事、東京控訴院検事などを経て、明治32年京都帝大助教授、同年ヨーロッパ留学、ロンブローゾに師事。35年帰国し京都帝大教授となり、刑法、刑事訴訟法を担当した。大正3年職を辞し、大阪にて弁護士を開業した。岡田朝太郎とともにわが国の近代的刑法学の基礎をつくったとされる。著書に「刑法析義各論」「刑法要論総則」「刑法の理論及び政策」などがある。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

367日誕生日大事典

勝本 勘三郎 (かつもと かんざぶろう)

生年月日:1866年12月12日
明治時代;大正時代の刑法学者;弁護士。京都帝国大学教授
1923年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」