包丁始・庖丁始(読み)ほうちょうはじめ

精選版 日本国語大辞典 「包丁始・庖丁始」の意味・読み・例文・類語

ほうちょう‐はじめ ハウチャウ‥【包丁始・庖丁始】

〘名〙 新年の事始めとして、包丁人がその年初めて包丁を使う行事。また、一般に、その年初めて包丁を使うこと。俎板始め。まなはじめ。《季・新年》
雨月(1939)〈長谷川かな女〉大正八年「近江の鮒に庖丁はじめしたりけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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