精選版 日本国語大辞典 「化粧回・化粧褌」の意味・読み・例文・類語
けしょう‐まわし ケシャウまはし【化粧回・化粧褌】
〘名〙
① 相撲で、十両以上の力士が土俵入りなどの際に用いる、飾りのある前垂(まえだれ)のついたまわし。宝暦(一七五一‐六四)頃から土俵入り専門に作られ始め、繻子(しゅす)、緞子(どんす)などの地に美しい絵模様を刺繍し、縁飾りがついている。紀州回(きしゅうまわし)。
② 競技に出場する牛や犬などにつける、飾りのある前垂のついたまわし。
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