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北九州の公害

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

北九州の公害

洞海湾を中心とする地域は1901(明治34)年の官営八幡製鉄所の誕生を機に工業都市へと発展した。戦後の60年代には工場排煙による大気汚染、排水による水質汚染が深刻化し、69年には日本初のスモッグ警報が出された。洞海湾では海水にシアンやヒ素などの有害物質が高濃度に含まれていることが判明。「七色の煙が覆う空」「死の海」と称された。71年、北九州市公害防止条例を公布。企業と公害防止協定を結んで対策を進め、経済協力開発機構環境白書(85年)で「灰色の街から緑の街に変わった」と評された。市は2008年、国の環境モデル都市に選ばれた。

(2010-09-02 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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