北塩原[村](読み)きたしおばら

世界大百科事典 第2版の解説

きたしおばら【北塩原[村]】

福島県北部,耶麻郡の村。人口3859(1995)。磐梯山の北麓と北斜面の大半を占め,西部は会津盆地北東端にあたる。江戸時代は会津藩領で,檜原は米沢街道の宿場町として発展したが,街道が大峠を通るようになって衰えた。早稲沢,小野川細野雄子沢などは木地屋集落であった。1888年の磐梯山噴火により長瀬川がせき止められ,檜原湖,小野川湖,秋元湖,曾原湖,五色沼などの湖沼が生まれたが,細野,雄子沢は泥流下に埋没,檜原も檜原湖底に水没し,集落を移転した。

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百科事典マイペディアの解説

北塩原[村]【きたしおばら】

福島県北部,会津盆地北東端から磐梯山北麓,吾妻山南西にかけて広がる耶麻郡の村。1888年の磐梯山噴火に伴って長瀬川をはじめ多くの河川がせき止められ,多数の湖沼群が形成された。これら地域は戦後〈裏磐梯〉と称されて急速に観光開発が進み,キャンプ場やリゾートホテル,温泉施設,散策路が整備されている。また,スキー場も開設され一年を通じて観光客でにぎわう。せき止め湖沼群の中で最大の檜原(ひばら)湖は,無雪期には遊覧船も運航される。これら観光地を国道459号や,〈磐梯山ゴールドライン〉,〈磐梯吾妻レークライン〉などの観光道路が結んでいる。234.08km2。3185人(2010)。

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