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北海道根室市(読み)ねむろ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕根室〈市〉(ねむろ〈し〉)


北海道東部にある市。
日本最東端に位置し、根室半島を占める。北方領土歯舞(はぼまい)諸島を管轄。根室振興局の所在地。1600年代末ごろから、先住民族のアイヌとの交易のために和人が入り、1869年(明治2)には開拓使根室出張所が開設。86~87年(明治19~20)に屯田兵240戸が入植、開拓の基礎を築いた。97年(明治30)、根室支庁(現・根室振興局)がおかれて道東・千島(ちしま)列島開拓の基地となる。根室港(重要港湾)と花咲港は北洋のサケ・マス・カニ漁の一大根拠地で、缶詰などの水産加工業が発達。沿岸でのコンブ漁も盛ん。台地・丘陵地では酪農も行われる。ハクチョウが飛来する風蓮(ふうれん)湖・春国岱(しゅんくにたい)(いずれもラムサール条約登録湿地)、東端の納沙布(のさっぷ)岬などが観光拠点。根室半島チャシ跡群・西月ヶ岡遺跡はともに国の史跡に指定。花咲岬の根室車石(ねむろくるまいし)・落石岬(おちいしみさき)のサカイツツジ自生地は国指定天然記念物。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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