日本大百科全書(ニッポニカ) 「北野(京都市)」の意味・わかりやすい解説 北野(京都市)きたの 京都市上京(かみぎょう)区と北区にまたがる区域。菅原道真(すがわらのみちざね)を祀(まつ)る北野天満宮があり、豊臣(とよとみ)秀吉が大茶会を催した所としても知られる。毎月25日は縁日でにぎわい、境内にはウメが多く、2月25日の梅花祭(ばいかさい)には野点(のだて)が行われる。天満宮の西を流れる紙屋川(天神川)には豊臣秀吉のつくった御土居(おどい)の一部が残っている。京福電鉄北野線が通じる。[織田武雄][参照項目] | 北野大茶湯 | 北野天満宮 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例