十和[村](読み)とおわ

世界大百科事典 第2版の解説

とおわ【十和[村]】

高知県南西部,幡多(はた)郡の村。人口3862(1995)。西流する四万十(しまんと)川の中流域に位置し,北は愛媛県に接する。四万十川が激しく蛇行するところで,かつて上山郷といわれた地域に含まれる。村域のほとんどが山林で,江戸時代には土佐藩の御用紙を産し,以前は木炭の産出が多かったが,現在は用材のほか,シイタケ栽培が盛ん。ほかに養蚕や茶,トウモロコシなどを産する。十川(とおかわ)や昭和地区の産土(うぶすな)神社の秋祭に奉納される十和大神楽(幡多神楽)は国の重要無形民俗文化財〈土佐の神楽〉の一つ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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