千人の交響曲(読み)センニンノコウキョウキョク

デジタル大辞泉 「千人の交響曲」の意味・読み・例文・類語

せんにんのこうきょうきょく〔センニンのカウキヤウキヨク〕【千人の交響曲】

原題、〈ドイツSymphonie der Tausendマーラー交響曲第8番の通称。変ホ長調。全2部構成。1906年作曲。名称オーケストラ編成が大規模であり、千人におよぶ演奏者を必要とすることに由来する。第2部ではゲーテ戯曲ファウスト」が歌詞に用いられている。一千人の交響曲。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「千人の交響曲」の解説

千人の交響曲

オーストリアの作曲家グスタフ・マーラーの交響曲第8番(1906)の通称。原題《Symphonie der Tausend》。名称は1000人におよぶ演奏者を必要とすることに由来し、1時間半という長い演奏時間でも知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android