千日に刈った萱一日に亡ぼす(読み)せんにちにかったかやいちにちにほろぼす

精選版 日本国語大辞典 の解説

せんにち【千日】 に 刈(か)った萱(かや)=一日(いちにち)に[=一時(いっとき)に]亡(ほろ)ぼす

(千日もかけて刈りあつめた萱を一日で焼きほろぼすの意から) 多年苦労でようやく築きあげた成果をいちどきに失ってしまうことのたとえ。千日に刈った萱。千日の萱。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android