千葉県香取市(読み)かとり〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔千葉県〕香取〈市〉(かとり〈し〉)


千葉県北東部にある市。
利根川を挟んで茨城県と接する。2006年(平成18)3月、佐原市、香取郡小見川町、同栗源町、同山田町が合併して成立した。佐原市、小見川町は、近世には利根川水運の河港・城下町として栄えた。佐原市は19世紀末の国鉄成田線開通により交通の要衝として発展。水郷大橋の架橋により、商圏は茨城県南部にまで拡大。早場米産地として知られ、日本酒・みそ・しょうゆなど醸造業も盛ん。栗源町、山田町の地区では台地を生かした畑作が盛んで、サツマイモ・ラッカセイ・ニラ・ブドウなどが栽培されるほか、酪農・畜産も行われる。市の北部には水郷佐原水生植物園などの名所があり、水郷観光の中心地として行楽客でにぎわう。香取神宮や伊能忠敬(いのうただたか)の旧宅(国の史跡)、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている佐原の町並みなど、見所は多い。府馬(ふま)の大クスは国の天然記念物。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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