升田 幸三(読み)マスダ コウゾウ

20世紀日本人名事典 「升田 幸三」の解説

升田 幸三
マスダ コウゾウ

昭和期の棋士 将棋9段;実力制第4代名人。



生年
大正7(1918)年3月21日

没年
平成3(1991)年4月5日

出生地
広島県双三郡三良坂町

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和48年〕

経歴
14歳の時家出して大阪の木見金治郎8段の門に入る。昭和9年初段、11年4段、22年8段となり、26年名人・木村を敗って王将位獲得、31年には名人戦、九段戦でも制覇、初の三冠王となる。48年A級在位のまま引退。63年第4代実力制名人となった。著書に「勝負の虫」「升田十五番将棋」「王手」などがある。没後、独創的な新手の考案者に贈られる升田幸三賞が創設された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「升田 幸三」の解説

升田 幸三 (ますだ こうぞう)

生年月日:1918年3月21日
昭和時代の棋士。将棋9段;実力制第4代名人
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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