半つき米(読み)はんつきまい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「半つき米」の意味・わかりやすい解説

半つき米
はんつきまい

半精白状態の米。玄米の精白過程で穀皮胚芽ぬかとなって除かれるが,完全に除くには玄米 100から8のぬかをとる必要がある (歩どまり 92%) 。半つき米の歩どまりは 96%で,白米と比べてぬかをとる量が半分になる。白米や七分づき米より消化率は悪いが,ビタミン B1含量が多く,ビタミン不足による脚気などの病気予防のために食される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android