大辞林 第三版の解説
はんぎり【半切り・半桶・盤切】
① (「半桶」「盤切」とも書く)盥たらい状の浅くて広い桶おけ。半切り桶。はんぎれ。
② 能装束の袴の一。大口袴と同形で、繻子しゆす地に金銀で大きな模様を織り出す。神・鬼・武人の霊などに用いる。
③ 歌舞伎で用いる広袖で、丈の短い衣装。荒事役が使う。
④ 「釣り輿ごし」に同じ。