単層カーボンナノチューブ(読み)タンソウカーボンナノチューブ

デジタル大辞泉 の解説

たんそうカーボン‐ナノチューブ【単層カーボンナノチューブ】

炭素原子六角形の網目状に並んで円筒になったカーボンナノチューブうち、原子一つ分の厚みをもつもの。軽量かつ高強度で、電気・熱の伝導性が高い。多層カーボンナノチューブに比べ、製造が難しく、高コストである。単層CNTSWNT(single-walled carbon nanotube)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android