占形・占方・卜兆(読み)うらかた

精選版 日本国語大辞典 「占形・占方・卜兆」の意味・読み・例文・類語

うら‐かた【占形・占方・卜兆】

〘名〙
① (占形) 亀卜(かめうら)結果、おもてに現われた亀裂かたち。占(うら)に現われたかたち。また、占いの結果。
書紀(720)敏達一四年二月(前田本訓)「大臣、即ち子弟(やから)を遣(まだ)して其の占状(ウラカタ)を奏す」
② (占方) うらないをすること。また、うらないをする人。うらがかた。
源平盛衰記(14C前)四二「軍(いくさ)の占形(ウラカタ)にぞ立てられたる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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