原 文兵衛(読み)ハラ ブンベエ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「原 文兵衛」の解説

原 文兵衛
ハラ ブンベエ


肩書
元・参院議長(自民党),元・警視総監

生年月日
大正2年4月29日

出生地
東京市神田区富松町(現・東京都千代田区東神田)

学歴
東京帝大法学部〔昭和11年〕卒

経歴
昭和11年内務省入省。神奈川県警本部長、警察庁保安局長、警視庁警務部長を経て、36年警視総監に就任。その後、40〜45年公害防止事業団理事長を務め、46年以来参院議員に東京選挙区から4選。この間、56年に鈴木改造内閣で環境庁長官、60年参院選挙制度特別委員長を務めた。平成4年参院議長に就任。同年日本ナショナル・トラスト協会会長。7年政界を引退。旧三塚派。同年8月元従軍慰安婦のための補償を行う任意団体・女性のためのアジア平和国民基金理事長。著書に「元警視総監の体験的昭和史」がある。

受賞
勲一等旭日桐花大綬章〔平成8年〕

趣味
柔道(6段)

没年月日
平成11年9月7日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「原 文兵衛」の解説

原 文兵衛
ハラ ブンベエ

昭和・平成期の官僚,政治家 元・参院議長(自民党);元・警視総監。



生年
大正2(1913)年4月29日

没年
平成11(1999)年9月7日

出生地
東京市神田区富松町(現・東京都千代田区東神田)

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等旭日桐花大綬章〔平成8年〕

経歴
昭和11年内務省入省。神奈川県警本部長、警察庁保安局長、警視庁警務部長を経て、36年警視総監に就任。その後、40〜45年公害防止事業団理事長を務め、46年以来参院議員に東京選挙区から4選。この間、56年に鈴木改造内閣で環境庁長官、60年参院選挙制度特別委員長を務めた。平成4年参院議長に就任。同年日本ナショナル・トラスト協会会長。7年政界を引退。旧三塚派。同年8月元従軍慰安婦のための補償を行う任意団体・女性のためのアジア平和国民基金理事長。著書に「元警視総監の体験的昭和史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「原 文兵衛」の解説

原 文兵衛 (はら ぶんべえ)

生年月日:1913年4月29日
昭和時代;平成時代の官僚;政治家。参議院議員;警視総監
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android