原子・元子(読み)げんし

大辞林 第三版の解説

げんし【原子・元子】

物質を構成する基本的な粒子で化学元素としての特性を失わない最小の微粒子。一個の原子核とそれをとりまく何個かの電子とから構成される。大きさは半径 10-10m 程度。原子の化学的性質は主としてそれのもつ電子の個数で定まる。
(通俗的に)原子核。
〘哲〙 ギリシャ哲学で、これ以上不可分と考えられた、事物を構成する微小存在。アトム。 〔「和英語林集成三版」(1886年)に訳語として atom と載るのがこの語の早い例。明治期には「元子」とも書かれた〕

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精選版 日本国語大辞典の解説

げん‐し【原子・元子】

〘名〙 事物を構成する最後の微小存在。哲学でもいうが、特に物理化学では、物質が化学的性質を保つことのできる最小単位の粒子。半径約 10-10 メートル。原子核といくつかの電子からなる。二つ以上が結合すれば分子をつくる。現在までに一〇三種が発見されている。〔哲学字彙(1881)〕

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