原子・元子(読み)げんし

精選版 日本国語大辞典 「原子・元子」の意味・読み・例文・類語

げん‐し【原子・元子】

〘名〙 事物を構成する最後の微小存在。哲学でもいうが、特に物理化学では、物質が化学的性質を保つことのできる最小単位の粒子半径約 10-10 メートル。原子核といくつかの電子からなる。二つ以上が結合すれば分子をつくる。現在までに一〇三種が発見されている。〔哲学字彙(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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