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原爆の実相に書かれた話

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

原爆の実相に書かれた話

「(被爆後)二、三日頃(ごろ)からは市役所へ肉親、縁者の安否、行方を尋ねて来る人が日増しに増えていった。けれども二十人余りの吏員しか残っていない市役所ではそんな相談に乗れる筈(はず)はない。……焦慮していた矢先、細川巌という先生が助け舟を提案してくれた。収容所を手分けして巡り、罹災者の身許(みもと)を調べ、それを親類、縁者に知らしてあげたいと。市でもその連絡に専任の係員をおいて名簿の整理等を行わしたが、一週間目頃からその効果がメキメキと現れ、尋ね人の安否、発見が容易となり、収容所から引き取られてゆく人の数も増し、胸を撫(な)でおろした」

(2008-09-01 朝日新聞 朝刊 広島1 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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