原田 三夫(読み)ハラダ ミツオ

20世紀日本人名事典 「原田 三夫」の解説

原田 三夫
ハラダ ミツオ

大正・昭和期の科学評論家



生年
明治23(1890)年1月1日

没年
昭和52(1977)年6月13日

出生地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
東京帝大理科大学植物学科〔大正5年〕卒

経歴
札幌農学校で有島武郎に師事したが中退。東大卒後、東京府立一中教諭、北大講師などを務めたのち、科学啓蒙を志し、科学解説者、雑誌編集者として活躍。大正12年「科学画報」、13年「子供の科学」を創刊。かたわら、児童向き、一般向きの通俗科学書の著述従事、「子供の聞きたがる話」叢書10巻、「オルフェの琴はもたねど」「原子力と宇宙旅行の話」「宇宙ロケット」「仏教の実と虚」「科学に基づく現代の宗教」「キリスト教を審く」など著書多数。昭和28年には日本宇宙旅行協会を設立、30年に理事長となった。39年退任して、千葉県大原町に隠棲

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「原田 三夫」の解説

原田 三夫 (はらだ みつお)

生年月日:1890年1月1日
大正時代;昭和時代の科学評論家。日本宇宙旅行協会理事長
1977年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android