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去る・避る さる

大辞林 第三版の解説

さる【去る・避る】

( 動五[四] )
(自動詞)
今までいた場所・地位を離れる。 「故郷を-・るのは忍びない」 「三〇年勤めた会社を-・る」 「社長の職を-・る」 「台風が-・ったあとの青空」
ある時期が過ぎる。過ぎ去る。 「夏が-・って秋になる」 「私の青春はもう-・ってしまった」
ある状態・事態がなくなる。 「危険は-・った」 「一難-・ってまた一難」 「痛みが-・らない」
へだたる。
空間的に、ある場所から遠くへだたっている。距離がある。 「都を-・ること二百里」 「理想を-・ることはなはだしい」
時間的に、ある時点から過去へさかのぼる。 「今を-・ること三百年」 → 去る(連体)
(サ変動詞の連用形に付いて)すっかり…する。 「無視し-・る」
(季節や時を表す語について)ある季節・時期になる。 「秋-・らば黄葉もみちの時に春-・らば花の盛りに/万葉集 3993」 → 夕さる
進行する。変化する。 「たとひ時移り事-・り/古今 仮名序
(他動詞)
遠ざける。しりぞける。なくなす。 「俗念を-・る」 「迷いを-・る」
妻を離縁する。 「妻を-・る」 「 - ・られるのは女の恥だのつて/化銀杏 鏡花
避ける。よける。 「道も-・りあへず花ぞ散りける/古今
辞退する。ことわる。 「いとことに-・り聞え給へるを/源氏 紅葉賀
連歌や連句で、句をへだてる。 → 去らず
[慣用] 世を-

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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