又・復・亦(読み)また

大辞林 第三版の解説

同じ事柄が再び起きたり、繰り返されたりするさまを表す。
もう一度。再び。重ねて。 -川の水があふれた -のおいでをお待ちします
今度も。同様に。やはり。 -うまくいった今日も-雨だ
他と比べて事態・状態が同じであるさまを表す。やはり。同様に。 彼も-人の子である 私も-彼女が好きです
もう一つ別の要素が加わるさまを表す。その上に。 彼は-熱血漢でもある 一人で飲む酒も-よいものだ
(上にくる副詞を強めて)驚きいぶかしむ気持ちを表す。それにつけても。 よく-そんなことが言えたものだ どうして-そんなことをしたのだまたのまたも (1) では、またなどの形で、別れるときの挨拶の言葉としても用いられる。 (2) またあと語尾を伸ばして、またそんな冗談を言ってと相手の発言を本気にしない意で、応答の言葉として感動詞的にも用いられる。またまたとも
接続
その上に。かつ。 波-波 詩人として名高いだけでなく、-音楽家でもある 金もいらない。-地位もいらない
あるいは。または。 今日でもいい。-明日でもいい
話題を変えるときに用いる語。それから。ところで。 -、ふもとに一つの柴の庵あり/方丈記
しかし。 見る時は、-、かねて思ひつるままの顔したる人こそなけれ/徒然 71または
接頭
名詞に付いて、間接である意を表す。 -聞き -貸し
[句項目] 又という日 又と無い 又にする

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報