口賢(読み)くちさかしい

精選版 日本国語大辞典 「口賢」の意味・読み・例文・類語

くち‐さかし・い【口賢】

〘形口〙 くちさかし 〘形シク〙 (「くちさがしい」とも) 口先がうまい。ことば巧みである。
※読本・雨月物語(1776)白峯「かく口賢(サカ)しきをしへを伝へなば」
くちさかし‐げ
〘形動〙
くちさかし‐さ
〘名〙

くち‐がしこ・い【口賢】

〘形口〙 くちがしこ・し 〘形ク〙 口のきき方がうまい。利口である。
今昔(1120頃か)二八「不然(しから)ずは、口賢(かしこ)き君達は永く咲(わら)はむ者ぞ」
くちがしこ‐げ
〘形動〙
くちがしこ‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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