口開(読み)くちびらき

精選版 日本国語大辞典 「口開」の意味・読み・例文・類語

くち‐びらき【口開】

〘名〙
咄本醒睡笑(1628)八「たれもきけ名づくる壺のくちびらきけふ初雁の声によそへて、と仰せあれば」
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)三「四人始て此里の口(クチ)びらきに太夫づきをした」
滑稽本和合人(1823‐44)三「新加入の口びらきにやっつけさっしナ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android