古背・古脊(読み)ふるせ

精選版 日本国語大辞典 「古背・古脊」の意味・読み・例文・類語

ふる‐せ【古背・古脊】

〘名〙 新鮮でないもの。季節はずれのもの。しゅんを過ぎて大きくなったもの。とくに、「古背鰹(がつお)」の略で、鰹(かつお)などにいう。《季・秋》
浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)天神お旅「刀ひらいたは盗人のふるせよな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android